2024.11.16 広島県福山市 ふくやま美術館
ふくやまの仏さま ー国宝明王院本堂本尊三十三年ぶり特別公開記念ー
11/1〜4まで明王院本堂で御開帳だった十一面観音像。
私は11/4に拝観しての再会。
本堂で見ればこそのありがたさと、こちらで頭から足先まで前後ぐるりと一周見られるありがたさと🙏
外から眺めた五重塔の弥勒菩薩、愛染明王、不動明王像も近くではっきり。
護摩堂でお会いしたはずの不動明王像は
明るいところで間近に見て初めてこんなかっこいい感じのお像だったのかと驚いた。
明王院と同じ11/4に安国寺を訪れるも、仏さまは前期から美術館に出開帳に行かれていて須弥壇はカラだった。美術館で初対面の重要文化財・木造阿弥陀如来及び両脇侍立像(鎌倉時代)は撮影🆗だった✨
想像以上に大きいお像。
一光三尊の善光寺式阿弥陀三尊は金銅の小さいお像であることが多いけれど、我が国で唯一の木造等身大😳
像内に納入された勧進帳から多階層の人々が一緒になってこの仏像を建立したことがわかる貴重なお像。
この日11/16は、東京国立博物館副館長の浅見龍介氏の記念講演会”鞆の浦 安国寺の仏像”があるとのことで、それに合わせて訪れた。
安国寺の仏像がどういったものであるかという説明とともに、様々な仏像がいつどのように作られたものか判別していくアプローチ・ステップみたいな話がおもしろく、貴重な機会だった😌
大都市に住んでいたら、こういった講演会を聞ける機会も多いんだろうか👀
阿弥陀三尊にばかり夢中で、重要文化財なのにあまり注意を払っていなかった開山の法燈国師像を、講演の後、いまいちど見に行った。
各地に残る法燈国師の絵や像の資料を講演会のスライドで見たので、確かにこういう特徴の人が存在したんだなと思えた。
東の仏師が作ったと思われる阿弥陀様のお顔、珍しい阿弥陀様の印相や脇侍の手の組み方もいまいちど観察した。
阿弥陀三尊の顔はめパネルもあった😅
↓ 11/4の訪問時、お留守だった安国寺の須弥壇。
ふくやま美術館
〒720-0067 広島県福山市西町2丁目4−3
TEL:084-932-2345
ふくやま美術館公式HP https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
ふくやま美術館インスタグラム https://www.instagram.com/fukuyama_bi/