紅葉の見頃には少し早い京都に日帰り。
最初に行ったのは、ちょっと離れた所にある瑠璃光院。
瑠璃光院は、春と秋の特別拝観期間以外は拝観できないとのこと。
2018年秋の特別拝観期間は10月1日(月)~12月10日(月) 10時~17時。
出町柳駅から1両で行ったり来たりする叡山電鉄で八瀬比叡山口駅へ。
駅前の地図。
平日の朝9時半頃で人は少ないけれど、川の向こうに受付のテントが。
拝観料を納めて整理券とパンフレット等の入った袋をもらった。
テントより先へは、人数を区切って10分おきに出発。
9:50集合組の中で9人目ということだったのかな。
ほどなく山門が見えてきた。
山門の前にはロープが張ってあるのでまた列に並び、
自分たちの番が来た時にスタッフさんにカメラやスマホを預ければ
写真を撮ってくれた。
常に出入りがあるので、景色だけの写真を撮るというのはなかなか難しい。
階段を上り、「山露路(やまろじ)の庭」。十三重の石塔や鯉のいる池。
書院が見えてくる。
中に入ると、順路に沿って、まず2階へ。
拝観料を納めた時にいただいた袋に、用紙やボールペーンが入っていたので
写経をされている方も多かった。
一番の写真スポットは、書院2階から見る「瑠璃の庭」。
「瑠璃の庭」の樹々の葉が室内の机に映っているのだけれど
机のこちら側はカメラやスマホを構えた人の大行列。
私は上手には撮れなかったけれど、
実際にその場で見る赤・黄・緑のグラデーションはとても美しかった。
真っ赤な紅葉、青々した若葉、真っ白な雪、どんな季節にも美しい景色を楽しめそう。
夜のライトアップもあるそうで、それはそれで綺麗だっただろうな。
2階の窓際から見下ろした「瑠璃の庭」。
この後、順路通り、1階に降りて同じ庭を眺めると、今度は苔の庭として楽しめた。
書院1階には、少し下がった位置から苔の庭を眺めてくつろぐ人たちや
お着物の女の子をモデルに何とか他の人が入り込まないよう撮影しようとしている人たち。
ざわざわしながら順路に沿って進むと、阿弥陀如来像があり、
なんだか申し訳ないような気持ちになった。
そして、その向かい側にセルフ御朱印コーナー。
筆ペンで日付を入れ、スタンプを押すようになっているのだけれど、
同行の友達の方が達筆なので書いてもらった。
でも…こういうものはやはり自分で仕上げた方がよかったかな。
瑠璃光院の御朱印
そして、また順路に従い、茶庵「喜鶴亭」から眺める「臥龍(がりょう)の庭」。
お茶のポットと紙コップがあったので、ここで一息ついて、次の場所へ出発。
そういえば「かま風呂」を見学するのはすっかり忘れていた。
瑠璃光院
〒606-0067 京都府京都市左京区上高野東山55