広島七福神めぐり。3番目は、鶴羽根神社。
鎌倉時代、源頼政の遺言により、二葉山山麓に建立された椎の木八幡宮が前身と伝えられ、
約800年の歴史を誇る、広島東部の総氏神。
もともとは饒津神社のあたりにあったものを江戸時代にこちらに移し、
明治元年には神仏分離で明星院から独立、名前も鶴羽八幡宮→鶴羽根神社 と
変えていったらしい。
社殿は原爆で倒壊し、現在あるのは再現されたものだけど、
石の鳥居や、石のそり橋、石灯篭は当時からのものだそう。
石橋を渡って行った左手に
被爆建物の手水舎と 広島七福神めぐりの弁財天が並んでいる。
弁財天(智恵財宝の神)
「ひく琵琶の 妙なる音にも似たるかな 福を喜ぶ諸人の声」
弁財天は、琵琶を抱えたやさしく美しい唯一の女性神で、河の神、水の神として崇拝され、のちに梵天の妃になったとされています。水のようにどんな器にも入る素直さと岩をも通す強い意思を示され、智恵・弁財・財福の富がある神さまです。
神社の右側に見えているのは、神前結婚式の後、披露宴などもできる 料亭二葉。
縁結び、家内安全、子孫繁栄をつかさどる神様がまつられていることもあり、
鶴羽神社といえば結婚式のイメージ。
鶴羽根神社の御朱印
鶴羽根神社
〒732-0057 広島県広島市東区二葉の里2-5-11
TEL:082-261-0198 / 082-261-0191
https://www.tsuruhanejinja-hiroshima.jp/
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