雨の中、岡崎神社のすぐお隣にある、
墓地の部分も含め、とても規模の大きいくろ谷 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)へ。
比叡山の修行を終えた法然上人が初めて草庵を結んだ地で、
浄土宗七大本山の一つ。
幕末には京都守護の本陣となった新撰組発祥の地。
実際にまわった順番とは違うけれど、一応、総門(高麗門)から。
山門。楼上の額には「浄土真宗最初門」と書かれているらしい。
上から見た山門。
紅葉の季節ならもっと…いや、まず雨天でなければ…と思わずにいられない。
御影堂(大殿)。内部は撮影不可。
法然上人75歳時の肖像(坐像)と、両脇には文殊菩薩と吉備観音。
阿弥陀堂
立て看板によると、ご本尊は、恵心僧都源信の最終作と伝えられている阿弥陀如来様。
こちらも内部は撮影不可だけれど立派な如来様。
三重塔につづく階段の傍らには、
アフロ仏像と話題になっていた五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)。
気の遠くなるような長い時間、思惟をこらし修行をされた結果、髪の毛が伸びて
渦高く螺髪(らはつ)を積み重ねた頭となられたとのこと。
→ http://www.kurodani.jp/recommend/gokoh.html
また、私は大河ドラマを見ていなかったけれど
もっと左の奥には、お江(崇源院)の供養塔もあった。
三重塔は、下の部分が工事中だった。
御影堂でいただける、くろ谷 金戒光明寺の御朱印は5種類。
堂宇内は撮影禁止だけれど、
御朱印と御朱印帳のサンプルは撮影してもOKと言われたので。
五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)の御朱印帳も。
私は代表の御朱印と、中山文殊の御朱印をいただいた。
日本三文殊は、諸説ありで、中山文殊は含まれていたり、いなかったりするみたい。
ただ、天橋立・智恩寺では文殊菩薩は秘仏ということでお目にかかれなかったので
こちらでそのお姿を拝めてよかった。
くろ谷 金戒光明寺
〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町121
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