天橋立③三社参り・元伊勢籠神社・真名井神社の御朱印

天橋立三社参り=天橋立神社、元伊勢 籠(この)神社、真名井神社

伊勢に遷られた天照大神豊受大神
古くは吉佐宮(よさのみや)に鎮座されていたとのこと。
吉佐宮(よさのみや)というのは、現在、籠神社の奥宮とされる真名井神社の旧名。
そこにおられた神様が籠神社に遷された際に、吉佐宮から真名井神社に名前を変えている。
そのため(奥宮の真名井神社含め)籠神社元伊勢と呼ばれる。

※複雑なことに…奥宮の真名井神社は、今年(H30)の秋まで修繕工事中で、その間、
真名井神社の神様は、籠神社に遷され、共に祀られているとのこと。

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大きな道路を渡ってすぐ、青い空と生い茂る緑の中にくっきり白く
籠神社の鳥居が神々しく見えた。

天橋立③三社参り・元伊勢 籠神社(このじんじゃ)

レンタサイクルは駐輪場にとめて、ここからは歩いてまわる。

天橋立③三社参り・元伊勢 籠神社(このじんじゃ)

天橋立③三社参り・元伊勢 籠神社(このじんじゃ)

平成20年に奉納された「大和さざれ石」。
”長い年月をかけて小石が粘土・砂に混じり大きな岩(礫石)をなした誠に目出度い石である”

天橋立③三社参り・元伊勢 籠神社(このじんじゃ)大和さざれ石

鎌倉時代に作られたという狛犬は重要文化財。
”他所と違い、胴と脚がどっしりして、日本化された狛犬の最大傑作といわれる。”

天橋立③三社参り・元伊勢 籠神社(このじんじゃ)狛犬

ここから 境内の中は撮影禁止!

6月なので、夏越の大祓い・茅の輪くぐりができるようになっていた。
8の字を書くように大きな茅の輪をくぐりながら、
半年の罪穢れを清め、夏の疫病に負けないよう祈念。
茅の輪のお守りもあった。
奥宮・真名井神社の数量限定の桃のお守りも人気のようだった。

 

境内のお掃除をしていた方が、いろいろ解説してくださった。

 

鳥居や建物の様子、高欄の上の五色の座玉
確かに伊勢の風情が感じられた。

 

御朱印は、籠神社だけの御朱印(300円)と、
籠神社と奥宮の真名井神社の両宮を合わせた元伊勢御朱印(500円)と2種類あった。
(現在、工事中だからではなく、もともと真名井神社だけの御朱印はないとのこと)

本当は両宮のだけでよかったかもしれないけれど、2種類ともいただいた。

天橋立・籠神社の御朱印

天橋立・元伊勢の御朱印

 

籠神社オリジナルの御朱印帳御朱印袋もあった。
御朱印帳は、天橋立の景色と、重要文化財の狛犬が表裏の表紙になっていて、
紺色・朱色のほか、特別奉製の白のものもあった。
御朱印袋倭姫命の絵柄で白のみ。
白い御朱印帳御朱印袋は魅力的だったけれど
手持ちのものにまだ余白もあるのでやめておいた。

 

そして、工事のため、神様を籠神社に遷しているといっても
古くからの磐座を参拝することはできるというので、真名井神社に向かった。

天橋立・真名井神社

スタート地点から、大規模な工事中。

天橋立・真名井神社

真名井神社の狛犬。

天橋立・真名井神社・狛犬

これ以降は、もともと撮影禁止

本来の姿が想像できないくらい大規模な工事中なので
実際、撮影するポイントもなさそうだけれど
一応、できる範囲で…磐座にお参りはさせていただいた。

 

そして、この後、移動し、天橋立を北側から一望できる笠松公園の展望台へ。
(ここからの眺めは、龍が右肩上がりに天に昇っていくように見えることから昇龍観という。)

天橋立・笠松公園・昇龍観

ここに 冠島沓島遥拝所があり、籠神社海の奥宮といわれる
冠島(かんむりじま)沓島(くつじま)の両島にもお参りできた。

笠松公園・冠島沓島遥拝所

笠松公園・冠島沓島遥拝所

 

 


元伊勢 籠神社(このじんじゃ)

丹後一宮 元伊勢 籠神社(このじんじゃ)  奥宮 真名井神社(まないじんじゃ) | 京都丹後日本三景天橋立
伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれる古社。奈良時代に丹後の国の一の宮となり、平安時代の「延喜式」には名神大社となり、山陰道唯一の大社であり、最高の社格と由緒を誇っています。

〒629-2242 京都府宮津市大垣430
TEL:0772-27-0006

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