奈良国立博物館で開催されている正倉院宝物の特別展へ。
御大典記念 特別展 よみがえる正倉院宝物-再現模造にみる天平の技-
コロナ感染症の影響で、4月18日からだった会期が7月4日からに変更となっての開催。
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※今後の全国巡回の予定について、こちらにお問い合わせをいただいた方へ
こちらではわかりかねますので、公式サイトに記載のお問い合わせ先によろしくお願いします。
現在のところ、公式サイトには、NEWSに「長野県・松本市美術館での今年度の開催は中止とさせていただきます。今後も感染拡大状況などを踏まえ、展覧会会期の変更等が生じることがございますので、最新の情報は、当ホームページなどでご確認ください。」
ABOUTに「本展は奈良国立博物館での開催を皮切りに、名古屋、沖縄、福岡、新潟、北海道、東京など全国を巡回する予定です。」
という記載があるようです。
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9時半の開館時間を少し過ぎた頃。
最初に、紹介動画を見てから展示を見るとわかりやすかった。
模造品だからこそ、当時の人が実際に見た美しい姿を感じられた。
美しさに、見ていると心奪われる、惑わされる感じさえした。
外観はもちろん、制作工程も現物に忠実にと再現されていく様も紹介されていた。
グッズは、フェリシモミュージアム部の「模造 螺鈿紫檀五絃琵琶エコバッグ&ポーチ」のインパクトが強くて迷った。
けれど、冒険せず、「螺鈿箱レプリカ缶飴」にしておいた。
箸置き・マグネット等も可愛かった。
正倉院特別展のチケットで、奈良国立博物館のなら仏像館にも入場できるとのこと。
売店やレストランのあるところを通り抜け、
仏像についての基礎知識を紹介した展示のある廊下を通って行った。
仏像の手(印相)について
仏像の種類
仏像の制作方法
相当な数の仏像があり、こちらでもついつい長い時間を過ごした。
本堂改修中の京都・大智寺の重要文化財・文殊菩薩騎獅像が特別公開されていた。
保存状態の良いこの像の内部には、文殊菩薩の小像の入った厨子や、お経の書かれた紙や木札が納められていることが、X線CTスキャンでわかった、とのこと。
パンフレットを見て、はっきり文字を読みとったり、内部の小像の詳細まで知ることができるのに驚いた。
特別展「よみがえる正倉院宝物-再現模造にみる天平の技-」
奈良国立博物館
〒630-8213 奈良県奈良市登大路町 50番地
TEL:050-5542-8600
https://www.narahaku.go.jp/