出雲大社に初詣。
十数年ぶりかと思う。今回は行く前に少し調べてみた。
(出雲大社では “二礼四拍手一礼” というのも再確認。)
出雲大社の本殿裏にある素鵞社(そがのやしろ)はパワースポットと言われていて、
こちらにお参りする前に、稲佐の浜の弁天島にお参りしてお砂をもらってきて、
素鵞社(そがのやしろ)にあるお砂と交換して持ち帰り、
袋に入れて身につけたり、自宅の敷地の四隅に埋めるなどしてお守りにするとよいとのこと。
というわけで、まずは稲佐の浜へ。
弁天島は、昔は海に浮かぶ島だったそうだけれど、
今は海岸に立っていて、歩いて行ける。
同じようにお参りしてお砂を集めている人達がいた。
曇り空の朝でもたくさんの参拝客。
祓社(はらえのやしろ)
“由緒:「祓戸の神」とされる四柱は、
私達が知らぬうちに犯した心身の罪汚を祓い清めて
清々しい神の御心を戴けるようにして下さる神々です。”とある。
ごく入り口にある小さな社だけれど必ずお参りした方がよさそう。
出雲大社の御祭神・大国主大神が助けたという
「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」の逸話から
敷地内にはたくさんのうさぎの像があった。
出雲大社のうさぎさん達についてはこちら ↓
銅鳥居の手前・左側には
大国主大神と因幡の素兎をあらわした御慈愛の御神像。
銅鳥居の手前・右側には
大国主大神と幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)をあらわしたムスビの御神像。
銅鳥居のところの看板。出雲大社 平成の大遷宮の第二期は、平成31年3月までとのこと。
番内衣装を無料で貸し出し、という看板もあった。
番内は、広島の呉でいうと「やぶ」みたいな、鬼みたいなものかな。
衣装を借りて歩いている人はわりと見かけたし、
厄払いになるなら着てみたら?と連れに勧めるも皆、却下。
出雲大社・拝殿。
出雲大社正月境内図。加工したわけではないのに、なんだか縦長。
出雲大社・八足門(やつあしもん)
通常はこの門前でお参りするけれど、
正月三が日や特別な時だけ、八足門(やつあしもん)の内側で参拝できる。
八足門(やつあしもん)でお参りして、
それより奥には入れないので、ぐるりとまわって外側から本殿と天前社・御向社。
本殿の裏側にある、素鵞社(そがのやしろ)。
ご祭神は大国主大神様の親神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)。
パワースポットということで、やはり人が多い。
「お急ぎの方へ」ということで
仮設テントでお砂の交換だけ出来るようになっていたので驚いた。
私たちは、社にお参りしてから交換。社の右側と裏側に交換できるところがあった。
その後、本殿の西側へとまわって行った。
本殿の中で御神体は西側を向いておられるとのことで
こちらにも参拝所があり、お参りさせていただいた。
そして、神楽殿へ。
神楽殿といえば、やはり、この大しめ縄。
昔はこの縄に向かってお賽銭の硬貨を投げ入れ、刺さって落ちてこないとご利益があるというような風説があったけれど、今では禁止事項としてしっかり認知されているみたい。
(危ない、神様に失礼、しめ縄の傷みが早くなるし見た目も美しくない)
1月3日は「、ちょうど吉兆さん」という神事の日だった。
行列の先頭を歩いてきた番内さん。
勢溜の鳥居(せいだまりのとりい)の前で信号待ちしていた番内さん。
買い物をしている店先にも現れた。
年のはじめ、邪気払いをしてくれるのだと思う。
出雲大社に初詣 2019 ① 稲佐の浜・弁天島~出雲大社
出雲大社
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