出雲大社のご祭神・ 大国主大神が因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)を助けた話から、
出雲大社の境内にはうさぎの像がたくさんある。
相撲の神様をお祀りしているという野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)の前には、
うさぎ力士の像。
実際、道を挟んで向こう側には、相撲の土俵もある。
松の参道へ向かう橋の手前にも、うさぎの像。
銅鳥居の方に歩いて行く途中、右側に見える東神苑の一番奥・
杵那築森(きなつきのもり)の前には、餅つきのように杵を持ったうさぎさんの像。
立て看板によると、大国主大神の住まいを、たくさんの神々が集い築かれた地ということで、杵築という地名になったそう。(そういえば出雲大社の住所も大社町杵築になっている)
また、この杵那築森(きなつきのもり)は、神殿造営に際し、土地・木組みを突き固めるための要具である杵を埋納した処と伝えられる、とのこと。
銅鳥居をくぐって中に入り、本殿の裏手には色んなポーズのうさぎさんが、たくさんいた。
神楽殿までまわって、また銅鳥居の前に戻ってきて、御慈愛の御神像。
大国主大神と因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)
帰りは西神苑の側を歩いた。
縁結びの碑。
大国主大神と須勢理毘売神が夫婦の契りの盃を交わす様子が描かれているけれど、
うさぎの夫婦も盃を交わしている。
そして、西神苑には、ずらりとオーケストラのようにたくさんのうさぎさんが並んでいた。
だいたいどの辺りにうさぎの像があるか示した看板もある。
まわっていない所もあるし、まだまだ、たくさんのうさぎさんが隠れていたと思う。
→ 出雲大社に初詣 2019 ① 稲佐の浜・弁天島~出雲大社
出雲大社に初詣 2019 ② 出雲大社のうさぎ像
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