政田マリ先生の月イチ仏像ガイドに初めて参加してきた。
今回は永観堂(禅林寺)。
永観が念仏行道を行ったと言われる2月14~15日にかけては
行道会もあり人が多いだろうからということで、この日程。
2018年秋にも訪れた場所だけれど、
ぐっと惹きつけられたみかえり阿弥陀さまにもう一度お会いしたかったのと
個人でまわるより色々なお話を聞けそうだなと思ったので。
つい先日、2月4日放送のBS朝日「京都ぶらり歴史探訪~絶対に会いたい仏像10選」に
政田先生が出演されていたのを予習のために見ておいたけれど、
その時の永観堂の浜野さんが、今日も案内してくださった。
山荘→真言宗寺院→浄土宗寺院とうつりかわった禅林寺の歴史を
とてもわかりやすく教えていただき、
歴史上の方々を身近に”人間”として感じられた。
みかえり阿弥陀さまだけでなく、並ぶお地蔵さまや他の仏像も
説明を聞いてまた違った風に見えてきておもしろかった。
それから、前に来た時には見られなかった臥龍廊(がりゅうろう)。
今回は渡ってみることができた。
龍のような形を写真におさめるのは難しい。
釘を1本も使わずに作られているとのこと。
大きな三鈷(さんこ)の松の木があり、
自分で松の葉を拾ったわけではないけれど、帰りの売店でお守りにいただいて帰った。
高野山にも有名な三鈷の松があったけれど、
永観堂の三鈷の松は葉の長さがかなり長いのが特徴。
今回も御朱印をいただいた。
宗派:浄土宗 西山禅林寺派
寺格:総本山
御本尊:阿弥陀如来
禅林寺(永観堂)
〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48
TEL:075-761-0007
http://www.eikando.or.jp/