法隆寺②聖霊院・大宝蔵院・御朱印

聖霊院

法隆寺・聖霊院

法隆寺を創建した聖徳太子の尊像を安置する殿堂で、聖徳太子薨去500年後の1121年に僧房東室に御堂が設けられ、1284年に立て替えられて現在の姿となった。

内陣奥にある唐破風(からはふ)を付けた厨子は三部屋に区切られていて、その中央には聖徳太子像、向かって右側の厨子には地蔵菩薩像恵慈法師(聖徳太子の師である高句麗僧)と(聖徳太子の弟)、向かって左側の厨子には、如意輪観音像、山背大兄王(太子の長子)と殖栗王(太子の弟)が祀られている。

秘仏で、毎年3月22日のみ開帳される、とのこと。
厨子内の像の写真が置かれているのを拝むことはできた。

法隆寺・聖霊院

こちらで御朱印をいただいた。

法隆寺の御朱印

聖霊院前の手水舎

石碑に「旗尾分川」の文字がある。
聖徳太子の灌漑事業への感謝の気持ちで江戸時代に寄進されたとか。

法隆寺・聖霊院前の手水舎

法隆寺・聖霊院前の手水舎

大宝蔵院と百済観音堂

法隆寺・大宝蔵院

百済観音像は、特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」のため、東京に出張していたけれど、コロナウイルス感染症の影響で中止となり、7月中旬にこちらに戻り、最新式のガラスケース内に安置されていた。クリア―にその姿を拝めてよかった。

百済観音像ばかりでなく、ここには眼を奪われる仏像・宝物がたくさん。
伝橘夫人持仏及び厨子、教科書でもおなじみの玉虫厨子、夢違観音、地蔵菩薩、…
長い長い時間を過ごしてしまった。

この時点で、法隆寺の後に行こうと思っていた中宮寺の拝観時間を過ぎていることに気づいた。中宮寺の拝観時間は短いので、法隆寺の前に行っておけば間に合ったのに、、、と残念。
また次の楽しみに。

夢殿 

中宮寺のごく近くに位置する、法隆寺の夢殿
夢殿の御本尊(救世観音像)御開帳は春と秋の特別拝観時のみ。

法隆寺・夢殿

 


法隆寺

〒636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1−1
TEL:0745-75-2555
http://www.horyuji.or.jp/

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