聖徳太子と推古天皇が607年に創建した法隆寺。
670年に火災で伽藍を焼失するも、ほどなく再建。
日本で最初に世界遺産に登録された。
金堂・五重塔などは、現存する世界最古の木造建築。
国宝・重要文化財は約190件、点数にして約3000点。
西院伽藍、大宝蔵院、東院伽藍(夢殿)の共通参拝券1,500円も
十二分にモトをとれる、見応えのある伽藍や仏像の数々。
南大門
中門
中門の仁王像(金剛力士像)
そうそう、ブラタモリで紹介していたけれど、中門や回廊の柱は、ギリシャ・パルテノン神殿のエンタシスに類似。ただ法隆寺の場合は下から3分の1くらいのところが一番太くなっていて、知ってか知らずか強度的に合理的らしい。
後の時代にパッチワークのように埋め木で補修していった後も確認できる。
(写真は、あまりわかりやすい感じで撮れなかったけれど…)
歌碑
ちとせあまり みたびめぐれる ももとせを ひとひのごとく たてるこのたふ (八一)
五重塔
金堂
これも、ブラタモリで言ってたけれど、軒を支えるには雲肘木がシンプルすぎて、創建後すぐに2階には支柱を、1階には裳階(もこし)を付けた、とのこと。
さらに後の時代に龍の飾りなど追加された、とか。
金堂内では、鞍作止利(くらつくりのとり)作の釈迦三尊像を拝めた。
釈迦像の形でありながら、太子の等身大で、実質、聖徳太子の像と言われる。
薬師如来像・阿弥陀三尊像・四天王像なども拝めた。
ここの四天王像は、邪鬼を虐める・懲らしめるというより、普通にその上に立っている感じ。
邪鬼の方も普通に乗せているような感じ。
金堂の再現壁画も少し見えた。
五重塔と金堂
大講堂
大講堂には大きな薬師三尊像。
法隆寺
〒636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1−1
TEL:0745-75-2555
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